分譲マンションのメリット・デメリット探検隊!

中古マンションのリフォーム

最近では、若干交通が不便になることは覚悟しなければならない郊外に一軒家を建てるくらいならば、利便性の高い都心のマンションを購入するという方は少なくありません。二世代同居することが少なくなり、少子化が進んでいる現在、住まいもコンパクトで、かつ立地条件の良さなどで選ばれているのです。

しかし、都心の便利な新築マンションとなると、郊外でローコストな住宅を建築したり、建売を買ったりするのよりも高額になる、といったケースも少なくありません。マンションは居住した後も修繕費の積み立てや管理費などで経費がかかりますので、初期費用はなるべく抑えたいものです。

そこで、安く購入した中古マンションをリフォーム・リノベーションして、新築マンション同様の機能性を持たせる方法があります。マンションでも、やり方によっては間取りの変更や、設備の追加は可能です。マンションリフォームが得意な業者に依頼すると良いでしょう。

ただし、中古マンションがリフォーム・リノベーションできるのは、あくまで自分が購入した部屋の領分に限られます。マンションそのものの耐震性などの補強・修繕は、マンションの管理組合の領分になってしまいます。

また、ベランダ・ドア・サッシなどは専有利用ができていても、契約上は共用部分として扱われ、勝手にリフォームを行うと原状回復義務を負うことになります。マンションリフォームを行う際は、マンションの管理規約に抵触しないかよく確認を行いましょう。

できるリフォームとできないリフォームがある

家のリフォームには限界があるのは知ってますか。実はできるリフォームとできないリフォームがあるんです。リフォームと聞けば、何でもできるんではないかと思いがちになっていますが、家そのものの構造によってできるかできないかが分かれるんです。

だいたい、リフォームをしようと思ったらきっと、キッチン・バス・トイレといった水周り関係か、部屋数を増やすか間取りの変更などをしたいと思うと思います。水周り関係は、比較的できるリフォームになるかとは思います。しかし、部屋数を増やすか間取りの変更はかなりやっかいだと思っていいでしょう。なぜなら、家に必要な柱が邪魔になっているなんて事もありえない話ではないのです。家を支えている柱があるので、リフォームするのは無理です。と言ってくれる業者であればいいのですが、悪徳業者はもしかしたら要望通りの工事をしてしまうかもしれませんよ。

家の構造というを把握しておかないと、リフォームしたいと思ってもその部分はできない可能性もあるのだと思っておいた方がいいです。その他には、リフォームをコツコツやってしまうとその部分はキレイに見えても家自体の健康状態を把握するのを忘れないようにしてほしいですね。

築年数ごとの補修工事

もしも30歳で家を購入した場合には、この先50年くらいは住み続けることになるでしょう。 最近の住宅というのは、長持ちするという風に言われていますので、そのくらいは十分に住むことはできると考えておいても良さそうです。 そのかわり、定期的な補修工事をしていった上で家を大切にすることによって、長く住むことが出来るようになるのです。

ですので、家というのは定期的に点検をしながら、古くなってきている部分は補修工事をしていく必要があります。 そこで、自分でもチェックできるような項目としては、外壁や雨どいなどがあります。 こういった所であれば、自分でも簡単にチェックすることが出来るようになりますので、たびたび見るようにしておくといいでしょう。

大体の目安としては、2~3年くらいに一度は点検しておくと安心です。 この際には、亀裂などが入っていないかをよく確認しましょう。 そして、15年くらいたっているのであれば、全面補修を検討した方がいいでしょう。